2022.11.7
◎うめだ阪急ブライダルクラブ
「夫婦」って、ある日突然うまれるものではないと思う。恋人として過ごした時間、プロポーズ、同棲、婚姻届……。いろいろな経験が、だんだんとふたりを夫婦に近づける。そのなかでも、やっぱり「結婚式」は特別。大好きな人に囲まれて、幸せいっぱいに過ごす式当日はもちろん、一緒に準備をがんばったこと、迷って悩んで、話し合ったこと。結婚式につながるすべてが、ふたりの絆を強くしてくれるから。
「memorable days～いくつもの、ハレの日～」では結婚式にまつわるエピソードを、阪急ブライダルで式を挙げたご夫婦にインタビュー。ふたりが過ごした時間と記憶を、写真とともに振り返ります。
profile
（夫）Kさん：鳥取県出身。常に笑顔で一緒にいる時間を楽しめるYさんの雰囲気に惹かれたのが、好きになったきっかけ。
（妻）Yさん：大阪府出身。しっかりと頼りがいがあって、リードしてくれるKさんの姿に、結婚を自然と意識するように。
〜ふたりのなれそめ〜
アプリで知り合い、滋賀と大阪の中距離恋愛を経て、結婚を決意。よくデートで出かけていた京都でプロポーズをされたそうです。プロポーズの際、KさんがYさんにプレゼントしたのは一通のお手紙。「憧れ」「情熱」「あなただけを見つめる」という花言葉をもつ、ひまわりの飾りをつけて手渡されたのだとか。
Wedding Schedule
マリッジリング購入で知った阪急ブライダルの存在。 頼もうと思えた決め手は、初対面での式場提案。
−京都での素敵なプロポーズを経て、結婚を決められたおふたり。 結婚が決まった後、まずはじめにされたことは？
Yさん：マリッジリングを見にいきました。うめだ阪急ブライダルクラブの存在を知ったのも、指輪を購入したお店でお話を聞いたからなんです。小さな頃から阪急百貨店には家族でよく来ていましたが、ブライダルサロンについては初耳で、「頼むしかないやん！」と息巻いて、伺いました。
Kさん：僕たちはもともと、今後もずっと残っていく歴史ある建物で式をあげたいと思っていたんです。それで、思い出のある京都国立博物館での挙式を希望していました。でも、手配が難しかったんです。
Yさん：そのとき代案として担当の藤本さんが提案してくれたのが、ウェスティン都ホテル京都。「初対面なのに、好みのテイストを一瞬で分かってくれた！」と驚き、藤本さんに対する信頼感が生まれました。この人に任せれば大丈夫、と思えたんです。
Kさん：これをきっかけに、マリッジリングのお返しのスーツも、引出物も、全部阪急で用意することにしたんだったよね。式の当日まではバタバタなので、こういったこまごまとした準備をひとつのお店で頼めるというのはとても楽でした。ブライダルクラブでポイントが貯まるもの、うれしかったですね。
時間をかけて選んだウェディングドレスで、新郎へサプライズ。
−式場決定後、本格的な準備をするにあたって大変だったことはありますか？
Yさん：特にこれと言って大変なことはありませんでしたが、ドレス選びには時間がかかりましたね。会場のレトロな雰囲気に合いつつ、私の悩みをカバーしてくれるドレスがなかなか見つからなくて……。でも衣装担当の野呂さんがドレス探しに奔走してくださったおかげで、最終的にウェディングドレスも、色打ち掛けも、前撮り用のカラードレスも、すごく満足できるものが見つかりました。
Kさん：ウェディングドレスは式当日のサプライズにしたい、ということで僕は衣装合わせには付いて行ってなかったんです。当日の朝、ドレスを着た彼女が本当にきれいで……。小さなサプライズですけど、新郎新婦間で驚きや楽しみを残しておくのもいいですよね。
Yさん：ドレス選びには母に付いてきてもらって、率直な意見をもらうようにしていました。ドレスは悩み始めると本当にキリがないので、家族とか親友とか、ズバッっと意見を言ってくれる人に手伝ってもらうのは大事だと思います。お色直しで着た色打ち掛けは、ヘアやブーケがこだわりポイント。いつもお世話になっている美容師さんにアドバイスをもらって、日本髪風のヘアを生花で飾りました。手に持っている鞠のブーケは、フラワーアレンジメントが趣味の母の手作りなんですよ。
おふたりの希望が詰まった前撮りは、 晴天のなか、古都の桜をバックに撮影。
−カラードレスで行われた前撮りは、藤本さんからの提案だったとか？
Yさん：「前撮りだけでも京都国立博物館で」と提案してくださったんですよね。撮影許可の手配から、当日のスケジューリングまで本当に丁寧に準備していただいて……。
Kさん：博物館の近くには、インクラインという桜の名所もあって、僕たちとしてはそこでも撮影したいと考えていました。桜の時期は観光客が多くて撮影が難しいので、藤本さんにヘアメイクさんや衣装さん、カメラマンさんのスケジュールを早朝から押さえていただくようお願いして、無事、理想通りの撮影を行うことができました。
Yさん：頑張って準備していたから、撮影予定日の雨予報を見たときは不安になったよね。結果的に当日はすごくいい天気になって、本当にホッとしました。あとになって藤本さんが「あまり気にしすぎると雨が降っちゃうから、天気予報は見ない！と決めていたんだけど、心配で結局見ちゃった」と話されていて（笑）。本気で私たちの結婚式を応援してくれているのが伝わってきて、すごくあたたかい気持ちになりました。
みんなで楽しめる結婚式をめざし、 参列者が参加できるさまざまな仕掛けを用意。
−式当日、参列者の方々をもてなすために工夫された点はありますか？
Kさん：僕たちだけでなく、両親や参列された方々にもスポットライトが当たる式にしたくて。ファーストバイト前の「お手本バイト」を両親たちにお願いしたのも、そのためです。両親も会場の皆さんも笑顔になってくださっていたので、本当にやってよかったです。
Yさん：新郎新婦に関する全員参加型のクイズ大会をしたり、お色直しのときのエスコート役をクジで選んだり。みんながちょっとずつ参加できる仕掛けをつくることで、全員が楽しめる結婚式にしようと頑張っていました。
Kさん：お祝いに来てくださっている参列者の方々への感謝が伝わるよう、引出物も「自分たちが本気で贈りたいと思えるもの」をこだわって選びました。カタログギフトには好みのものがなかったりして、もらっても困る、という意見も聞いていたので。
Yさん：消えものではなく、残るものを贈りたいと思ってたんだよね。最終的に選んだのは、「イイホシユミコ」のお皿。一人暮らしの方でも、家族がいる方でも使いやすいよう、サイズ感にもこだわって品物を選び、これも阪急にお願いしました。選ぶのに時間はかかったけれど、引出物の手配までまとめてお願いできたので、その点は楽だったなと感じています。
大好きな人たちと、一緒に楽しく式をつくることが、一番大切。
−あったかいお式だったことが、ひしひしと伝わってきます。これから結婚式を迎える方々に、おふたりからアドバイスはありますか？
Yさん：結婚式に関して分からないことは、どんなささいなことでも迷わず担当の方に相談するのがベスト。自分たちだけで悩むより、プロのみなさんと一緒に解決方法やアイデアを考えた方が、絶対いい答えが出ると思います。また、ダイエットはなるべく早めに、計画的に取り組む方がいいかも。私の場合、ちょっと計算が狂ってしまい、前撮りの時がピークに痩せていて、式当日までに少しリバウンドしてしまったので（笑）。花嫁にとっては、これも大事なポイントですよね。
Kさん：あと、準備にあたってやらないといけないことを「業務」みたいに考えないことが、楽しい気持ちのまま当日を迎えるポイント。準備には手間も時間もかかりますが、その段階から幸せな式がスタートしてるんだと思えば、楽しくなってくると思います。
Yさん：ふたりで「こういうことをやりたいから、こんな風に手分けして準備しよう」と、きちんと会話をすることが大事だと思います。きちんと話し合って、やりたいことと必要な作業を具体化し、分担していけば、円満に進むはずです！
Kさん：とにかくフラストレーションを溜めないのが一番。あと、僕たちが準備と式当日を思い切り楽しめたのは、信頼できる人たちに出会えて、支えられていたのも大きいかもね。
Yさん：私の母は「ご縁やなあ」とよくいうんですが、本当にそうだと思っていて。Kさんとの出会いもそうですし、藤本さんたちに出会えたことも全て「ご縁」。そうやって信頼を寄せられる方々の力を借りながらつくったから、本当に幸せな式になったんだと思っています。信頼できる人たちと本音で話し合いながら、一緒に式をつくっていく。これが、幸せな結婚式を迎える、一番の秘訣なんじゃないかな。
−素敵なお話の数々、本当にありがとうございました。末永く、お幸せに！
most memorable moment
〜心に残ったあの瞬間〜
Kさん：式の最後、両親にプレゼントを渡した瞬間です。父は僕の手をぐっと握って「がんばれよ」と言ってくれました。短い言葉でしたが、すごく重みを感じました。
Yさん：母が式の初めから終わりまで、ずっと笑顔だったこと。私たちの結婚を全力で応援してくれていた母を笑顔にすることができて、本当に良かったと感じました。
担当者からヒトコト
常に自然体で、笑顔の絶えないKさんとYさん。京都国立博物館での挙式が難しくても、単に希望を諦めたという結果にしたくなくて、前撮りをご提案しました。おふたりに喜んでいただけて、私も本当にうれしかったです。今回、インタビューにも同席させていただいたのですが、仲睦まじく毎日を送っていらっしゃるおふたりを見て、思わず涙があふれてしまいました。またご実家を訪れられた際には、ぜひ気軽にブライダルサロンにも遊びに来ていただけるとうれしいです。これからも、末永くお幸せに！
阪急うめだ本店 4階 ブライダルサロン アドバイザー 藤本