◎10F 北街区「スーク暮しのアトリエ」
桃の花が咲く時季であることから「桃の節句」とも呼ばれている上巳の節句。
季節の変わり目である「五節句」のひとつであり、中国から伝わった風習で、
旧暦三月最初の「巳の日」を指したため、「上巳」という名称が付けられました。
現在では、雛人形を飾って女の子の健やかな成長を祝う日として浸透していますが、
昔は季節の変わり目に体調を崩さないよう、無病息災を願う厄払いの日でした。
一方、上巳の日の行事として行われていたのが紙で作った人形を川や海にながし、厄災を払っていた「流し雛」。
この風習と平安時代から貴族の子女たちの間で親しまれてきた紙の人形で遊ぶ「ひいな遊び」が合わさり、ひなまつりの起源になったと言われています。
雛人形は子どもをけがや病気から守り、将来幸せな家庭を築けるようにという願いがこめられています。
向かって左に男雛、右に女雛が現在の一般的な並べ方ですが、
京都の「京雛」に関しては日本古来の並びにならい、左に女雛、右に男雛を並べます。
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