◎10月7日(月)〜10月9日(水)
◎8F コミュニティパーク
日本野鳥の会大阪支部の活動や、大阪湾岸に飛来する渡り鳥(特にシギやチドリ類)を写真パネルで紹介します。
何千キロという長い渡りの中継地として大阪湾の干潟や湿地を利用して命をつないできたシギやチドリ。
大阪湾岸の自然はこの100年で大きく損なわれ、シギやチドリも減少の一途をたどっています。
そして、大阪湾岸で最大の水鳥飛来地であった夢洲(人工島)の広大な湿地が大阪・関西万博の工事によって、ほとんど失われてしまいました。
生き物との共生や生物多様性の保全が人類にとっての大きな課題である今、大阪湾岸部に干潟や湿地環境を復元していくことが強く求められます。
今回の展示を通じ、シギやチドリのことを知っていただき、その保護に思いを寄せていただければと思います。
「野鳥も人も地球のなかま」 ~野鳥と人がともにすめる社会を実現するために~
日本野鳥の会大阪支部は公益財団法人日本野鳥の会の大阪府内における地域活動の主体となって、 野鳥を観察することを通して野鳥に親しみ、野鳥についての知識および野鳥保護思想の普及を図り、野鳥が生息する自然環境の保全を進めることを目的として活動しています。
野鳥を守ることは、生物の多様性を守ることそのものです。