売場ニュース
10月30日(水)から1階 コトコトステージ12では、"WITH Good Harmony"をテーマに、環境保護や社会貢献に繋がるきっかけづくりやアーティストと共に自分だけのオリジナルを作り上げるわくわく感を体験できるイベントを開催。今回は、ステンシルアーティスト守矢 努さんにインタビュー。ステンシルを始めたきっかけから、魅力、イベントの見どころなどをお伺いしました。
守矢 努 /Tsutomu Moriya
長野県諏訪市出身、東京在住。
桑沢デザイン研究所卒業後、アートディレクター兼デザイナーとして活動。近年はステンシルアーティスト、アブストラクトペンティングアーティストとして活躍している。
―――はじめはアートディレクター、デザイナーとして活躍されていたとのことですが、ステンシルを始められたきっかけを教えてください。
「当時、古着が好きで自分でカスタムして作ったりしていて最初は趣味レベルでやっていました。元々はCDジャケットを制作したり、グラフィックデザイナーとして活動していて、CDタイトル部分をステンシルで制作したり、あくまで技法としてステンシルを採用していました。当時はストリートが流行っていましたし、手軽にできるということもあり、使用している人が多かったですね」
―――その当時は一部にステンシルを取り入れられていたんですね。本格的にステンシルでやっていこうと思ったきっかけはありましたか？
「展示会に行ったときに、自分でステンシルをカスタムした服を着ていたらアパレルブランドさんから声をかけていただいて、ブランドディレクターとして始めました。当時はワークショップではない形で制作していて、そこから本格的にステンシルにハマって学ぶようになりました。いいきっかけになりましたね」
「東日本大震災後、色んな方がボランティアをされていて、自分もなにかできることはないかなと思い、ステンシルのワークショップを始めました。それまではオフィスで作業するという形でしたが、ワークショップはお客様のリアクションを目の前で感じられて、今までとは違う楽しさがありましたし、時代も大量生産から"使う分だけ"の文化に変化して、対面でやることが自分にとってもプラスになることに気付きました」
「その後もフェス等で出店する中で、お客様に自分のTシャツにステンシルをやってくれないかと言われてやってみると、とても楽しくて！中には、クローゼットに眠っている洋服や、汚れてしまったものを持ってこられた方がいて、それをステンシルで生まれ変わらせたり、息を吹き返すことができたことにとても喜びを覚えました！」
―――お気に入りだった服が着れなくなったけど、捨てれずにいるという方もきっと多いと思います。そんな服がステンシルをすることで生まれ変わって、再度ワードローブに加わることは嬉しいですし、地球環境の貢献にも繋がりますよね！お客様の持ち込みとなると何を持ってこられるかわからないからドキドキしますね(笑)
「お客様によって持ち込むアイテムは違うので、サプライズ感があって毎回わくわくしながらやっています(笑)。また、アイテムによってデザインの方法が変わったり、お客様と会話をしながら作っていくので、一緒につくる楽しさもあります！」
―――お客様と会話を楽しみながら一緒に作り上げていくことで、モノはもちろんその時間も思い出になって素敵ですね！そんなステンシルをする上でこだわっていることはありますか？
「今後も人と人との繋がりを大切にしていきたいですね。 パーソナルに関わっていると、ストーリーもできあがりますし、 関係も深くなって何十年と長い付き合いになることもあって！繋がりとコミュニケーションはこれからも大事にしていきたいと思っています」
―――こだわりがとても素敵です。ステンシルの魅力に加えて、守矢さんと話す楽しさ、人柄の良さもあってお客様との繋がりが深くなっていくんだなとお話しして感じました！
今回のイベントでは､３つのブランドとコラボレーションされますが、それぞれのブランドとの思い入れや魅力、コラボレーションのきっかけを教えてください。
「ハリウッドランチマーケットさんとは、初めてのコラボになります。高校生のときに憧れていたブランドで、何十年と愛用しています。そんな憧れだったブランドさんとコラボできることにとてもわくわくしています！デザインもハイセンスかつ独自のスタイルで、ビンテージでもアイデアを加えられているのが魅力的です。 今回のイベントでは、コラボ商品のほかにも、ほつれがあったり正規販売ができないアイテムにリペアやステンシルをプラスしたアイテムもあり、おしゃれを楽しみながら地球環境にも繋がることなので、楽しみにしていただければ嬉しいです」
―――守矢さんのステンシルがマッチしてビンテージ＆ロックなテイストに仕上がりそうですね！
「マニスファンクラブさんは、カゴバッグを作りたいと思って作られたわけではなく、旅行に行ったときにオランウータンとカゴバッグが可愛い！からはじまったそうで。カゴバッグを買うとオランウータンの森が守られるというシンプルだけど楽しみながら環境に貢献できる取り組みをされていて、ルーツが自分と似ているなと思いました。
カゴバッグも現地の島の人たちが作っていて、カラフルな可愛いカゴバッグ×ステンシルは意外な組み合わせなんですけど、相性が良くマッチするなと思いました」
―――カゴバッグにメッセージをいれるとよりポップになって、シンプルなスタイリングのワンポイントになりますね！
「メイトゥエルブさんは、ポップアップで何度かご一緒したことがあって。使いやすくて美容のプロがポーチを大絶賛されていて、１度使うと良さがわかるので、多くの方が愛用しているブランドです！キャンバス地なので、ステンシルとも相性が良く、機能的なコンサバティブなポーチにアートなステンシルをプラスするとガラッと雰囲気がかわるので、そこも楽しんでもらいたいですね」
―――サステナブルを意識しすぎると逆にできなかったりするので、楽しみながら地球環境に配慮できることはいいですよね！最後に今回のイベントへの想いや見どころを教えてください。
「初めて1階の売場でイベントをするので、いろんな方と出会えることを楽しみにしています！お客様とのコミュニケーションを大事にして、一緒にクリエーティブをつくる楽しさを味わいながら、結果的に"環境に良い！"に繋がれば嬉しいです。 ステンシルを知らない人や、通りすがりの方にもこれを機会にステンシルにハマってもらえたら幸いです」
―――ありがとうございました。私自身もサステナブルなど環境に配慮しないとと思いながらも実際するとなれば難しかったり、何をしたらいいのかわからなかったりする中で、今日の守矢さんのお話を聞いて、あまり意識せず環境に貢献することができるんだと気づきました。これからは自分自身も楽しみながら貢献していきたいと思います。ブランドとのコラボアイテムやステンシルイベントを楽しみにしています！
■ステンシルカスタマイズイベント
イベント期間中、お客様からお持ち込みいただいたアイテムにステンシルを施します。
参加には事前のご予約が必要となります。
所要時間：約20分
金額：2,200円
予約受付期間：10月21日(月)正午～29日(火)午後8時
※10月30日(水)以降のご予約は、店頭またはお電話にて承ります。
ご予約はこちら＞＞＞
今回のイベントでは、ローラーを使用してステンシルを行います。
下記アイテムはステンシルができかねます。予めご了承ください。
●ラバー素材や、防汚加工がされた素材等インクが剥離してしまう可能性のあるもの
●14×7㎝以下のサイズの小さいもの
●スーツケース等表面に凹凸があるもの
●精密機器など故障の可能性があるもの
■出店ブランド
「HOLLYWOOD RANCH MARKET(ハリウッドランチマーケット)」
東京・代官山に店舗をかまえ、独特の世界観が魅力。1972年、千駄ヶ谷にUSEDのデニムウエスタンシャツ、シャンブレーシャツ、ネルシャツなど、カジュアルスタイルをベースに店舗をオープン。現在はオリジナルブランドを中心に世界中から集めたアイテムを販売。
「manis fan club(マニスファンクラブ)」
“カワイイで世界を変える！” をキャッチコピーに、アジア唯一の大型類人猿「オランウータン」の棲む森を守り、広げることを目的に"森をつくるカゴバッグ"を販売。気に入ったバッグをご購入いただくことで、ボルネオ島に木が増え、現地での雇用が増え、オランウータンをはじめとした生き物たちの命が増える"未来の森づくり"を行っている。
「MAY TWELVE(メイトゥエルブ)」
メイクアップアーティスト岡田いずみさんが監修する、モバイル収納バッグ＆ポーチブランド。 様々な形状のアイテムをまとめて収納ができ、何が入っているかが一目で分かるなど使い勝手の良さと、無染色の綿、麻キャンバスやGOT’S認証のオーガニックコットンデニムという環境にも配慮した素材を使用し、機能性や素材にこだわっている。
■WITH Good Harmony ～未来に繋がる共感～
◎10月30日(水)～11月5日(火)
◎1階 コトコトステージ12
◎10月30日(水)～11月5日(火)
◎1階 コトコトステージ12
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※売り切れの節は、ご容赦ください。
※表示価格は、消費税を含んだ税込価格です。