◎1F リビング
小寒の初日は「寒の入り」といい、この日から大寒の「寒明け」までの期間を「寒の内」といわれます。一年で最も寒い時期になり、大寒にかけてより寒さが厳しくなります。
本格的な冬の寒さを迎えますが、澄み切った空気に夜空は星が美しく輝いて見え、心が洗われるような気分になりますね。寒くて動きたくなくなる時期ですが、寒の内に身体を鍛えると、心身ともに向上しやすいともいわれています。気温が下がり空気も乾燥しているので、風邪を引きやすくなります。体調管理には気を付けたいですね。
小寒の時期には、1月7日に無病息災を願って「七草粥」を食べ、1月11日には「鏡開き」をして雑煮やお汁粉にして鏡餅をいただき、1月15日の小正月には「小豆粥」を食べる風習があります。
また商売繁盛を願って、十日戎に出かけてみてはいかがでしょうか。七福神の漁業の神として知られる戎(恵比寿)様を祀るお祭りです。主に関西の神社で行われていますが、9日は宵戎、10日は本戎、11日は残り福として、多くの参拝客で賑わいます。
これからの時期は、旬の食材を取り入れて身体を芯から温め、心と身体の巡りをよくし快適に過ごしてみませんか。