◎1F リビング
「啓蟄(けいちつ)」とは、「啓」は開くこと、「蟄」とは虫が土の中に閉じこもることを意味し、
冬ごもりをしていた虫が、暖かくなって地上に出てくる様子を表しています。
季節が春へと移り変わり、冬には感じられなかった虫や動物たち気配を感じられるようになります。
啓蟄の風物詩として「菰外し(こもはずし)」があります。冬の間に害虫から松の木を守るために巻き付けておいた菰を、暖かくなる前に外す行事です。こうして害虫を駆除していたとされています。
また立春を過ぎて初めて鳴る「初雷」は、別名「虫出しの雷」とも呼ばれています。雷を聞いた虫が土中から這い出すと考えたからともいわれています。
随所に春の予感を感じさせる季節になってきました。
春へと近付いていく日々を楽しみながら、何か新しいことをはじめてみるのもいいですね。