◎1F リビング
「夏に至る」という言葉のとおり「夏至」は、一年で昼の時間が最も長く、夜の時間が最も短くなる日になります。梅雨に入ったばかりですが、気温も上昇し日照時間も長くなるなど、本格的な夏の始まりの「夏至」。
古くから「夏至」は、太陽の力が最も強まる日であるといわれており、この時期は太陽の恵みに感謝し、豊作を祈願した食べ物を食べる習わしが各地にみられます。奈良や大阪の 一部の地域で食べられる「半夏生餅」は、収穫した小麦を使ったお餅を作り、田の神様に供えて豊作を祈ったことに由来しています。また、関西地方では稲の根がタコの足のように、広い大地に深く根付いて欲しいと願って、タコを食べる風習もあります。
「夏至」の時期は、梅雨時期と重なり体調も崩しがちになります。本格的な夏を迎える前に、ヨガやストレッチなどで心身の巡りをよくするのもいいですね。暑い夏を乗り切るための「夏の支度」をはじめて、今から暑い夏に備えませんか。