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2023.08.16
売場ニュース
優しさあふれる楽しい子育てライフを応援する「マム&ベビーセレクト」コーナーが、いよいよ神戸阪急本館5階にオープンします。その一角に登場する「MARLMARL」は、子育てをちょっとらくにする機能性と、おしゃれなデザイン性を兼ね備えた、ベビー・キッズのためのギフトブランド。
自分を愛し、家族を愛し、友を愛する暮らしを提案する神戸阪急と、パパ・ママ、ベビー・キッズ、その家族を取り囲む人たち、みんなをハッピーにするMARLMARLがタッグを組むと、一体どんなワクワク空間が生まれるのでしょうか。期待が高まるその構想について、同ブランドを展開する株式会社Yomの社長・深澤和弥さんと、チーフVMD(ビジュアルマーチャンダイザー)の久保治子さんにお話を伺いました。
「そうそう!こんなの欲しかった!」思わず笑顔になるアイデアが満載
会社設立の想いを語る代表取締役の深澤。
株式会社Yomがスタートしたのは2012年。創業時から変わらないのは、「ベビーとその両親にワクワクを届けたい」という想いです。
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子どもが生まれるのはとても幸せなことだけど、子育てってそれだけではない。目が離せなかったり、いうことを聞いてくれなかったり、大人が想像もしないようなことをしたり、現実は常に大変なことと隣り合わせです。そんな中で、子育てが少しでもらくに、楽しくなるようなモノやサービスを提供したい。私たちがテーマとする『子育てにワクワクを!』には、そういう意味が込められています |
MARLMARLの代表的アイテム「まあるいスタイ(よだれかけ)」は、まさにその想いを象徴するもの。360度どの向きでも使えるデザインは、「前かけタイプのよだれかけはすぐに汚れて、何度も取り替えるのが面倒」という声に発想を得て誕生しました。汚れたらくるっと回すだけの、ママ・パパ・ベビーにとってうれしい機能が、かわいいデザインの中に秘められています。
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「私たちは売れるからとか、かわいいからという理由だけで商品をつくることはしません。当たり前になっているけど実は日常の中でちょっとしたストレスになっていることを解決し、子育てが少しらくになるような提案をすることに価値があると考えています」 |
全方向使える「まあるいスタイ」はデザインバリエーションも豊富。
赤ちゃんのときはワンピース、少し大きくなったらスカートとして着られるチュチュも、「子どもの服はすぐにサイズが変わって着られなくなる」というお悩みを解決。「こんなにかわいくて、長く着られるのはうれしい」と、スタイに次いで人気です。
このように、MARLMARLの商品にはすべてにデザインと機能性が詰まっているのです。
生後半年〜6歳くらいまで着られるチュチュ。
かたや、神戸阪急が今回の改装にあたって掲げた子育てフロアのコンセプトも、「前向きで楽しい子育てライフを応援したい」というものでした。子育て中のママ・パパの気持ちをらくにしたり、楽しく子育てができる商品やサービスの強化が課題と考えたとき、まず頭に浮かんだのがMARLMARLだったと、売り場担当の片岡はいいます。
「自身も子育て中だからとても共感する」と、マム&ベビーセレクト売り場担当の片岡。
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『子育てにワクワクを!』というYomさんの想いには、共感しかありません。私自身、子育てをしている中でMARLMARLさんの商品を見て、『確かにこれは便利!』と気づかされることが多く、ぜひ新しい子育てフロアを一緒につくっていきたいと思いました。時代の変化にも敏感で、現状にとどまらず常に新しい発信をしていらっしゃる。そういうところにも、いつも感銘を受けています |
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うれしいですね。実はYomという会社名には、『時代を読む』という意味があるんです |
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なるほど!先を読む目が子育て世代に支持され続ける、唯一無二の商品やサービスを生み出す秘訣なんですね |
ギフトで心を通わせる、日本の文化を楽しく伝えたい
ギフトアイテムとして選ばれることも多いMARLMARLでは、ギフトを「コミュニケーションの輪をつくるもの」と捉え、ラッピングにもこだわっています。たとえば、日本の伝統である帛紗(ふくさ)をモダンにアレンジしたラッピングもその一つです。
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お祝い、お礼、お年賀など、日本には何かにつけてギフトを贈るタイミングがありますよね。そのつどのし紙を付けたり、TPOに合わせてラッピングしたり、こんなにこまやかに気持ちを込めて贈り物をするのは日本ならではの文化だと思うんです。この文化は次の世代にも伝えていくべきだし、MARLMARLのギフトを通じて、人と人との気持ちが通い合う喜びを子どもたちにも感じてもらえたらと願っています |
帛紗をMARLMARL流にアレンジしたラッピング(上段左)。
そして今回、神戸阪急の店舗ではラッピングに関して新しい試みを展開するのだそう。
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DIYのような感覚で、ギフトを贈る人が包装紙やリボン、メッセージカードなどを自由に選べる“カスタムラッピング”をとり入れます。リボンは多彩なバリエーションの素材や太さを揃え、国際色豊かな神戸にちなんで10ヶ国語の『おめでとう』から選べるメッセージカードを用意しました。メッセージカードはギフトボックスの中に入れてもいいし、リボンに通すこともできます。ほかにも、ぬり絵ができるイラスト入りののし紙や、当社が扱うドライフラワーもラッピングに使ってもらえるよう考えています |
ラッピングの新たな提案について語る久保。
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百貨店は特に、出産祝いなどのギフトを求めて来る人が多い場所。その中で、お客様にもっと楽しく、幸せな気持ちになってもらうにはどうしたらいいのか、私たちも模索していたところです。ギフトを贈る人に選ぶ楽しみだけでなくDIY感覚で創る楽しみを味わってもらえて、そこに込められた気持ちがギフトを受け取る人へと伝わっていくことで、お客様に二重にも三重にも喜んでいただけるMARLMARLさんの提案は、まさに私たちが求めていたものにぴったりです! |
サンプルのリボンやメッセージカードを、大宮と片岡が実際に見たのはこの日が初めて。「こんな組み合わせもかわいいね」と話しながら、今までにないベビーアイテム売り場の誕生に期待が膨らみます。
10ヶ国語から選べる「おめでとう」のメッセージのほかに、月齢や年齢に合わせて選べる数字のカードも用意。組み合わせを考えるのも楽しい!
ママもパパも自分らしくいられる子育てスタイルを発信
さらにもう一つの注目は、神戸阪急でもベビー・キッズアイテムと並んで展開される、ペアレンツ向けの育児グッズブランド「MATO by MARLMARL」です。
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これは、3人の子どもを持つ私の実体験から生まれたブランドです。あるとき、『子どもと公園に行ってきて』と妻から渡されたリュックが、自分のファッションと全然合っていないうえにサイズも小さくて。いかにも“ママのもの”を借りてきた印象で、なんだか自分がすごく格好悪く見えました。子育てはママだけのものではないはず。男性のスタイルにも合うアイテムがあれば、パパももっと楽しく子育てに参加できるのに。そう思ってつくったのが、MATO by MARLMARLです |
パパが持ってもママが持ってもカッコいいMATOのペアレンツバッグ。
MATOのアイテムは、すべてユニセックスで使えるサイズと色展開。子育て用であることを感じさせず、おしゃれなパパ・ママのファッションにもなじむクールなデザインが魅力になっています。
しかも、ペアレンツバッグには抱っこひもに固定してズレ落ちを防げるタグや、バッグの中で行方不明にならないようパスケースや鍵を取り付けておけるカラビナ付き。そのほか、お子さまを抱っこした上から着られるレインコート+お揃いのハットで、雨の日も傘をささずに出かけられる提案をするなど、ここでもやはり“ちょっとしたストレスを解消する機能”がたくさん盛り込まれています。
ワクワクするような売り場づくりに期待を寄せる大宮。
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神戸阪急5階のテーマは『Affection for Life~優しさあふれるファミリーの暮らし~』なので、MARLMARLさんのアイテムによってパパ・ママ・子どもたち、そして家族を取り囲む人たちみんなが笑顔になる、優しい暮らしを提案していきたいですね |
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神戸阪急さんがテーマとする『優しい暮らし』は、『日常のちょっとした困りごとを解決する』という私たちの商品づくりともマッチするし、実際に阪急さんの売り場を歩いてみると楽しくて、訪れる人を喜ばせたいという強い気持ちが伝わってきました。今回タッグを組むことで、MARLMARLだけでは実現できない新しい景色が見られる気がして、とても楽しみです |
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神戸は子どもに優しい街で、子育てを大切に考える文化があると思います。その街で、子育てにワクワクを提案できることは、私たちにとっても喜びです。これから新しくて楽しい発信をどんどん行っていくので、神戸のみなさんが一緒に楽しんでくれたらうれしいです |
神戸阪急本館5階「MARLMARL」は、8月23日オープンです。
双眼鏡を覗き込むようにデザインされた2023年夏のシーズンブック。こんなところにも遊び心が光る。
東京・原宿にオフィス&ショールームを構える株式会社Yomは、「子育てにワクワクを!」をテーマに、ベビー・キッズ、その親たちに向けたアイテム、フォトスタジオ、フラワー事業など、多彩なコンテンツを展開する企業です。
神戸阪急本館5階では、感度の高い子育て世代に人気のベビー・キッズ向けギフトブランド「MARLMARL」と、ペアレンツ向けの育児グッズブランド「MATO by MARLMARL」を展開。
うれしい機能とおしゃれなデザインが共存する、素敵な世界観を体感しに来てください。
(なるのだ編集部 成田知子)