◎10階 スーク暮しのアトリエ
2月3日は節分。
一年の穢れを払い、無病息災を願う日です。
昔は、季節の変わり目に邪気が生じると考えられており、節分には鬼や邪気を追い払う「追儺(ついな)」という行事が宮中で行われていました。
行事のひとつである「豆打ち」が庶民の間にも豆まきとして浸透。
現在も残る節分の風習を、いくつかご紹介いたします。
◼︎豆まき
家中の戸を開け放ち「鬼は外、福は内」と言いながら各部屋に豆をまき、その後、福を逃さないように戸をしめます。
小袋に入れた豆をひとつの部屋だけにまいたり、お茶に豆を入れて飲んだりして、手軽に邪気を払う方法もありますよ。
◼︎柊鰯
西日本、特に関西を中心に残る、魔除けのおまじないです。
焼いた鰯の頭を柊の枝に刺し、軒下などに吊るします。鬼は悪臭を嫌い、柊のトゲによって鬼を寄せつけないという意図もあるとされています。
◼︎恵方巻き
その年の歳神様が訪れる方角(恵方)に向かって、一本の太巻き寿司を食べます。
願い事をしながら無言で一本、一気に食べると夢が叶うんだとか。
今年の恵方は「東北東」。恵方巻きを食べながら、一年の無病息災を願いましょう!
◼︎節分そば
昔は、立春の前日である節分が大晦日にあたり、節分そばが年越しそばとして食べられていました。
「一年の災いや厄を切る」という理由だとされています。
恵方巻きや鰯をイメージしがちな節分。今年はお蕎麦を食べるのも良いかもしれません。
一方、奈良ではその昔、鬼が悪者を退治したという厄除けの伝説があり、節分には「鬼は内、福は内」と、あえて鬼を招き入れて、厄払いをする習慣が一部地域であったんだとか!
スーク暮しのアトリエでは、その鬼伝説をモチーフにした、厄除けお守り「厄除鬼」をご用意しております。
「社会法人わたぼうしの会 たんぽぽの家」で作られた作品で、
こちらの社会法人は、アートセンターHANAを拠点に、障害のある人が個性をいかしながら働くことができる場を提供しています。
アートセンターHANAにある陶芸室にて、ひとつひとつ丁寧につくられた厄除鬼。
赤:貪欲
青:怒り
黄:我を通す
黒:愚痴
緑:不摂生
など、色によってそれぞれ意味があり、人間の煩悩 (厄) を払うお守りとして親しまれています。
描き手によって微妙に変化する鬼の表情も魅力のひとつです。
店頭にて、是非ご覧になってくださいね。
恵方巻や鰯をのせるうつわや、節分そばをよそいたい小丼もご用意しております!
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