◎10階 北街区 スーク暮しのアトリエ
「端午」とは月の初めの「午の日」であり、旧暦の五月が「午の月」にあたることから、五月五日を「端午の節句」といいます。
古代中国では雨の多いこの時期を「悪月」とし、邪気を払う効果のある菖蒲酒を飲んだり、よもぎでつくった人形を軒先に飾る伝統がありました。
一方、日本でも五穀豊穣祈願で菖蒲を厄除けに使っていたことから中国の伝統と結びつき「端午の節句」が誕生日し、江戸時代になって男の子の成長と出世を祝う日になったといわれています。
ここで端午の節句に関する風習をいくつかご紹介します。
■菖蒲
昔から薬草として使われてきた菖蒲は、香りが良いことから邪気を払う植物として知られてきました。端午の節句には菖蒲湯に入る風習があり、血行促進や疲労回復などに効果があるともいわれています。
■柏餅
あんこのはいった餅を柏の葉で包んだ、端午の節句に食べる和菓子です。
柏の葉は新芽が育つまで古い葉が落ちないことから、子孫繁栄の意味を込めてこの日に柏餅が食べられるようになりました。
■粽
中国から伝わった粽は、笹の葉や竹の葉でもち米を包んで蒸した食べ物です。
その昔、中国の有能な政治家で詩人でもある屈原への供え物として、粽を川に投げ入れたのが由来とされています。
屈原の命日が5月5日であったことから、子どもが無事に育つための魔除けとして食べられるようになりました。
■五月人形
端午の節句の内飾りとして、男の子の誕生を祝い、強く逞しく成長してほしいという願いを込めて、武者人形や、鎧、兜を飾ります。
鎧や兜は身を守る道具であることから和、男の子にふりかかる災いの身代わりになってくれると考えられているんだとか。
スーク暮しのアトリエでは、端午の節句にむけた、五月人形や鯉のぼりなどの作家作品をご用意しております。
ひとつひとつ手作りで表情の違いも楽しんでいただけます!
小さい置物ですので、スペースに限りのある方にもおすすめです。
皆さまのご来店をお待ちしております。
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