ガッチガチやぞ! 羊なのに! ¥29,700
豊染工×井脇織物(和歌山)
「定番に見えて生地は凝っています。自分たちが本当に着たいものを作りました」(豊染工/田中さん)
「いい顔してるなと思います。形にも合ってますね」(井脇織物/井脇さん)
定番に見えて、ウールパイル✖︎100年起毛で防寒性抜群のスゴいやつ
世界的なパイル産地・和歌山県高野口(旧高野口町を中心とした地域)にある井脇織物。パイルと一口に言ってもパイル織物、パイルメリヤス、シンカーパイル、ラッセルパイルなど、その種類は多岐に渡りますが、井脇織物は主にシンカーパイルを中心に肉厚な生地を得意としています。
今回使ったのは、シールフライス機と呼ばれる編み機を用いて、表糸にグレー杢の草分けとも呼ばれる「GR7」を40双引き揃え、中糸は10番、裏糸はメリノウールの16番(コットン糸換算で10番)を使い、14ゲージで編み立てた裏毛生地。
シールフライス機は、糸を多く出すことで長いパイルを形成し、太い糸を使わずとも生地に厚みが出せます。海外のアウトドアブランドのアウターに使われた実績もある、軽くて防寒性もピカイチの、井脇織物自信の裏毛です。
そんなメリノウールで作られた毛足の長いパイルに、豊染工の「100年起毛」を施しました。「100年起毛」とは、その名の通り、およそ100年前の米式起毛機をフルレストアし、スウェット創成期の起毛を再現するという、業界からも注目度の高い豊染工の新加工。
ウール×100年起毛は今回が初の試みでしたが、これが大成功。ウールのフワフワ感が抑えられ、ガチッと毛が詰まったことで、かつてないほど硬派なウール裏毛に仕上がりました。バイク乗りにもオススメの一着です。
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>>>「和歌山大莫小」第8章 タッグスウェット vol.1
ホシに願いを 風神莫大小×クラボウ(大阪)
龍のバスローブ 阪和×シキボウ(大阪)
撚り道して火遊び 美和繊維工業×豊田絲業(大阪)
ヨルメリー フジボウテキスタイル×アサメリー(東京)
フカキンとラクダ固め A-GIRL'S×深喜毛織(大阪)
この機会にぜひ、ニッターの想いが詰まったこだわりの素材に触れ、和歌山ニットの魅力をご体感ください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。