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空が高く、空気が澄み、少し肌寒さを感じる10月初旬。 自分に向き合う時間が長かったコロナ禍での“個”中心の生活を経てもなお、暮らしの中で感じたい癒やしへの希求。今年の秋は五感を研ぎ澄ませ、穏やかな没入感のある、少し禅的なリラクゼーション空間に浸ってみたいものです。
7階 コトコトステージ71では、“1/fのゆらぎ”をテーマに、気軽に生活へ取り込める“癒やし”のリラクゼーションをご提案。“1/f”の“f”は、振動数や周波数という意味の“frequency”。川のせせらぎの音や炎の動きなどにある“1/fのゆらぎ”のリズムは、人の心を落ち着かせ、心地よさを感じさせてくれます。
◆ゆらめき
「MOVING NUTS(ムービングナッツ)」
下左)「芳泉窯」エッセンシャルオイルディフューザー“Toki-oi(トキオイ)”
下右)今村知佐 作 ガラスオブジェ
上左右)河原や海岸の石のような見た目の「LIKESTONE(ライクストーン)」のフラワーベースや器たち。実は“美濃焼”です。しかも、割れてしまった半製品の陶器を粉砕し粘土にまぜたアップサイクルな陶器でもあります。粘土の配合により、ひとつひとつが異なるマーブル模様やマットな風合いに仕上がります。大理石のような模様や、見る角度によって形が変わるデザインは、空間に心地よい“ゆらぎ”を与えてくれます。
下左)美濃焼の窯元「芳泉窯」と世界的なスイスのデザイン会社「atelier oi」とのコラボレーションで生まれたエッセンシャルオイルディフューザー“Toki-oi(トキオイ)”。「芳泉窯」のある岐阜県のヒノキに代表される木々や、県内中をいくつも通る川の流れなどの自然をモチーフとし、それをセラミックで表現したディフューザーです。各オブジェクトのコーティングしていない部分にお好きなエッセンシャルオイルを染み込ませて香りを楽しみます。スモール・ミディアム・ビッグのオブジェクトを動かし、香りを強くしたり、単体でリビングや寝室など各お部屋に置いたりなど。香りを止めたい場合は伏せた状態にします。組み立ててオブジェとしてもご使用いただけます。
下右)吹きガラスでさまざまな作品を制作するガラス作家・今村知佐のガラスオブジェ。澄んだガラスと真鍮やストーンを組み合わせた遊び心を感じさせるゆらめきの造形は、眺めているだけで心がなごみます。
◆香り
京都・宇治にある「インセンスキッチン」の“いとをかし香【抹茶】”。宇治抹茶をふんだんに使用し、菓子木型を用いて作られた、まるでお干菓子のような見た目の“印香(いんこう)”です。 “印香”とは、お線香のように直接火を点けるのではなく、温めて香りを出すお香の一種です。 “いとをかし香【抹茶】”の香りの原料はすべて、「丸久小山園」をはじめ宇治の茶商や農家の方から直接、新鮮なうちに仕入れたフードロス抹茶(zero waste Matcha※)を使用。人工香料はもちろん、抹茶以外の天然香料も使用していません。 (※製造工程において必ずできる、機械や装置の間に溜まった、食品として販売されない抹茶)
お香は、日本古来よりある縁起物や茶道具など“和”のモチーフで、お祝い事への贈り物や、海外の方へのプレゼントとしても喜ばれます。使用後もそのまま形を維持するので、小皿の上に置いて飾ったり、アロマディフューザーとしてもお使いいただけます。
<宇治抹茶のお香“いとをかし香”制作体験>
“いとをかし香”の制作体験のワークショップを開催します。今回のワークショップで初お目見えの新しいデザインの菓子木型を使用した、抹茶のお香を制作。宇治抹茶の香りとともに粘土状のお香に触れながら、日本のお香について学びます。
温めることで煙無く抹茶の香りを楽しむ“印香”を作り、作ったお香はお持ち帰りいただき、ご自宅でもその香りをお楽しみいただけます。
専用香炉がセットになったプランもございます。 お香づくりのほか、日本のお香の種類や歴史もご紹介。 和の香りを生活に取り入れ、心豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
◎10月7日(土)、8日(日)、21日(土)各日午前11時~、午後2時~
◎10月22日(日)午後2時~のみ
1時間程度、各回4名様 専用香炉付き(税込8,800円) 、香炉無し(税込5,500円)よりお選びいただけます。
※専用香炉はワークショップ特別価格となります(通常単品税込5,940円)
イベント予約 9月11日(月)午前10時 公開
9月11日(月)午前10時 募集開始
お申し込みや詳細はこちらから>>>
◆音と光
左)「lumio(ルミオ)」“Teno(テノ)”
右)「Danlow(ダンロウ)」フレグランスウッドキャンドル
左)陶芸のオブジェのような外観の「lumio(ルミオ)」の“Teno(テノ)”。真ん中から二つに割り開くと、そこから優しく温かな光が溢れ、音が広がります。インテリアのように、またお気に入りの器のように、時間を共にしたくなるポータブルスピーカーです。この割れの部分は、繋いで新たに再生させるという日本の伝統技法“金継ぎ”にインスパイアされ、侘びの世界を思わせる不完全の美を表現しています。 本体を割って開くことで主電源がオンになり、天然砂を使用した表面に触れて照明の調光、スピーカーの操作ができ、閉じればオフになる、直感的な設計。手で触れる、光を見る、音を聴くという3つの感覚で時間を共にすることで愛着がより深まり、お気に入りの相棒に。
右)「Danlow(ダンロウ)」のフレグランスウッドキャンドルは、キャンドルの芯部分に“ウッド芯”を使用しており、感覚に深く触れる香りとともに、暖炉のような優しく不定期な音を感じていただけます。焚き火にあると言われる、“1/fのゆらぎ”。人間が心地よいと感じる、一定のようでいて予測できない不定期なゆらぎと同様の感覚をフレグランスウッドキャンドルでお家でも。
上・中)「Pablo(パブロ)」“Nivél(ニヴェル)”
下)「Pablo(パブロ)」“Candél(キャンデーレ)”
上・中)家具と照明を融合させた「Nivél(ニヴェル)」。足元や手元を照らす照明が付属され、テーブルとしても、ランプとしてもお使いいただけます。タッチ式操作で調光できる ダウンライトを付属。手元あるいは、足元を照らす充電式ワイヤレスライトなので屋内外の好きなところに持ち運べます。モデル(サイズ)は「Table(テーブル)」と「Floor(フロア)」の2種類があり、それぞれの支柱の木製素材と長さが違い、ランプ式に使うシェードか、テーブル式に使うトレイを組み合わせることができます。「Floor」モデルの基本はシェードのみが付属ですが、別売でテーブルもご用意。追加でお買い求めいただけます。今回、おすすめの組み合わせをご紹介します。シェードとテーブルの色によって印象も変わりますので、お部屋の雰囲気に合わせた組み合わせをお楽しみください。
下)光の円錐にインスパイアされ、ロウソクを思い起こさせる温かさと輝きをイメージして開発された「Pablo(パブロ)」の“Candél(キャンデーレ)”。エレガントなテーブルシーンを想定して、グラスやワインボトルとも相性が良いシルエットにデザインされており、ゆったりとした時間を過ごすムードを演出してくれます。 ディナーテーブルやリビング、ベッドサイドで、照度を落としたお部屋で会話や読書を楽しむのはもちろん、玄関先やテラスに持ち出して、秋の空を眺めながら過ごすひとときはいかがでしょうか。
水の音、小鳥のさえずり、木目、波、風、焚火など、予測できない不規則なゆらぎの優しい力。ゆらめく風に音や光が混じる時。空気の流れに香りが溶け込む時。繊細なゆらぎの空間にゆったりと癒やしの時間が移ろいます。
■1/fのゆらぎの癒やし ―感覚を研ぎ澄ます心地よさ―
◎10月4日(水)~24日(火)
◎7階 コトコトステージ71
※表示価格はホームページ掲載時の消費税率による税込価格です。商品売り切れの節は、ご容赦くださいませ。
※記事に掲載されたイベント情報や商品は、掲載中または掲載後に売り切れ・変更・終了する場合がございますのでご了承ください。