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売場ニュース
干しエビと干し椎茸の香りと旨味が少ない調味料でしっかりと素材の持ち味を際立たせます。
“うずらの卵が出たら当たり!”のようなお楽しみもあって、子供も盛り上がる中華おこわです。
冷めても美味しく、お弁当やおにぎりにも最適。
前回は『【炊き込み】ご飯の調味液、上品な味付けの割合はどう決める?』レシピと美味しくなる考えかたについて。をご紹介しました。
今回は応用編、「中華おこわをお鍋で簡単10分で炊いてみましょう」
おこわは炊き込みご飯とは何がどう違うのでしょう?
【炊き込みご飯】は出汁やたくさんの具とともに炊き上げてやや味付けは濃いめに仕上げます。
【おこわ】は、もち米のもっちりとした食感と豊かな風味を生かすために、薄めの味付けをします。
今回ご紹介するおこわは、うるち米に少しもち米を足して手軽に鍋炊き10分の時短で作ります。
お鍋の季節は冷蔵庫にある野菜を使ってすぐに作れますよ。
■材料(2合強)※お米は計量カップで計量
もち米…100㏄
うるち米…300㏄
★干し椎茸…1枚
★干しエビ…5g
★水…100㏄
水…310㏄
ごま油…大さじ1/2
●鶏ガラスープの素…小さじ2
●濃口醤油…大さじ1
●酒…大さじ1
●味醂…大さじ1
●オイスターソース…小さじ2
●おろし生姜…少々
大根…40g
人参…40g
豚肉…40g
うずらの卵…6~8個
【作り方】
■もち米とうるち米は洗って、30分以上水に浸けておきます。
■(★)の干しエビと干し椎茸を水に浸けレンジ600wで1分加熱し戻します。
(※戻し汁は使用します)
❶野菜と豚肉、干し椎茸、干しエビはサイズを揃えて小さめの角切りにします。
❷鍋にごま油を引き、❶を加えて中火で油が絡むまで炒める。
➌もち米とうるち米は水気を切って加えてお米の表面がうっすら透き通るま中火で炒める。
❹水+(★)戻し汁、●の合わせ調味料、うずらの卵を加えて蓋をして強火にかけます。
❺沸騰したら弱火にして10分加熱します。火を止め5分蒸らしてかき混ぜて完成です。
~ポイント~
◆鍋料理で大活躍の大根を使うことで消化吸収の良く、通常のおこわよりもカロリー控えめです。
◆大根の他にタケノコや蒟蒻などを加えるのも良いです。
◆豚肉の代わりに叉焼にするとより本格的な中華おこわになります。
◆トータルの水加減はお米と同割の1:1です。
◆あっさり薄味がお好きな場合は鶏がらスープの素は入れずに作れます。
◆お米と調味料込みの水分の割合は1倍~1,2倍を目安にします。※レシピの水加減は調整して下さい。
≪プロフィール≫
つちだ縁(つちだゆかり)一児の母・現在子育て中でリアルメニューを発信。自身の料理教室でも“食卓から子供の健康を育む”をテーマに講座を展開中。プロの料理人の長年の経験を活かし、家庭でも手軽に簡単にできるテーブル映えする記念日料理がメイン。創作メニューを得意とし、日常生活より素敵にアレンジする“料理のツボ”を研究・提案し続ける。