◎1F
ご入学や新天地にて新たなスタートを迎えられる皆さま、おめでとうざいます。
やわらかな桜色に染まる景色は、不思議と気持ちが新たになるものです。
スタートの後押しをしてくれるような風が心地良い4月です。
■ブラッドオレンジ
様々な晩成柑橘が楽しめる季節。3月中旬頃から5月頃に出回るブラッドオレンジも並びます。
昨今、愛媛県の宇和島市を中心に栽培が広がっています。。
寒さに弱い品種の栽培成功の背景のひとつに気温の上昇も重なっているようです。
ブラッドオレンジにはいくつかの品種がありますが、国内で代表的なのはタロッコ種、モロ種です。
写真はタロッコ種で、特徴的な雰囲気のある赤色の色素が果肉に入っています。
全て同じような果実ができるとは限らず、果皮の色も赤色が強いものからからオレンジのものまでさまざまですが、何れも、果汁に溢れ、国内のブラッドオレンジはブーケのような香りがあり、完熟の甘さが特徴です。
インパクトのある赤色は強い日差しの中から自分の身を守ろうとする果実が作る出すポリフェノールの一種アントシアニンによるものです。
柑橘類に含まれるクエン酸は、疲労回復に役立つクエン酸にビタミンCも多く含まれる、美しい色のブラッドオレンジです。
果皮にはβクリプトキサンチンやヘスペリジン、ビタミンCも豊富に含まれます。
そのままだと食べずらいものですが、はちみつでマリネすれば、程よくやわらかくなり大人の味わいとして楽しめます。
身体の内側から春の紫外線予防ケアチャージ♡
新しい環境で頑張った一週間のご褒美休日ブランチにいかがですか。
【フレッシュブラッドオレンジソースで】
★フレンチトースト(4個分)
・ブラッドオレンジ 2個
・はちみつ(またはアガベシロップ)→大さじ1〜2
・バケット→1/2本
・卵→1個
・牛乳→300ml
・チョコレート→適宜
・バター(または無臭ココナッツオイル)
①太くカットしたバケットに切り込みを入れ、卵液に漬ける。(全体に卵液を染み込ませるには前の晩に漬けこんでおくと良い)
②ブラッドオレンジは皮をよく洗い、1個は輪切りに、もう1個は果肉を食べやすい大きさに切ってはちみつでマリネする。
③バケットの切れ目にチョコレートを挟む。
④フライパンにバターを熱し、バケットを上下、左右と返しながら全体をパリッと焼く。
⑤器に盛り、②のブラッドオレンジと出たオレンジソースを流して完成。
<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエプロ
百貨店・野菜ソムリエ協会講師、レシピ提案等で活躍中。長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。
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