写真上："キャンディ"と言う名のコーギー犬と、在位７０周年の７０の文字が鮮やかなケーキ。
写真下：コカーリルさん一家

コカーリルさん：「息子家族が、ウィンザーに住んでいるので、テーブルを予約してくれました。
私の母は大の王室ファンで、昔からいつも国歌を歌う時は起立しなければいけませんでした。女王陛下の戴冠式の時に私は1歳６か月でしたが、国歌が流れた時に私はオマルに座っていたんですよ。それでも母が『起立！』と言ったので慌てて立ち上がったらオマルがお尻にくっついていた、という昔話が今でも家族の笑い話になっています。」

義理の娘のケリーさん：「私の父は消防士で、１９９２年にお城が火事になった時は現場に駆け付けました。
火事があれ以上広がらなかったことに、父は貢献したのです。
私の友人のお父様は、以前フロッグモア・コテージ（ウィンザーにある王室所有の住居）のシェフをしていました。また、私の祖父は近衛兵でした。だから我が家は昔から王室とはつながっていたように思います。」と。

このビッグランチには犬たちも大勢来ていました。その犬たちも、人間より正装して参加。

写真上：英国生まれのインド人仲良しグループ。左からサンディさん、アンヤさん、アヌシュカさん。
タンドリーチキンなどのインド料理でピクニックです。

サンディさん：「女王陛下は女王としてはもちろんですが、人として素晴らしい方です。私は仕事でマネージャーの立場にいます。ですから努力、忍耐、寛大さ、そして何より献身的に国民のために尽くされる女王陛下がいつもお手本です。」

最後に「私たちパンデミックが始まる直前に日本に行きました。素晴らしい国です。日本にいる間は一分たりとも退屈な時はありませんでしたよ！またいつか行こうと思います。」と嬉しい言葉で締めくくってくださいました。


写真下：レスター市から2時間かけて、今朝到着したというダヴィーナさん。
王冠にユニオンジャックのドレス、そして靴がお似合いでした。

ダヴィーナさん：「テーブル予約はできなかったけれど、十分楽しんでいるわ。女王陛下のジュビリー・セレブレーションには、なんとしてでも参加したかったの。ちょっと遠かったけれど、参加出来て良かったわ。」
とシャンパングラスを持ち上げて嬉しそうでした。

写真：ウィンザーのタウン・クライヤー

タウン・クライヤーとは、新聞やテレビがなく、字が読める人も少なかった時代に、町や村で大きなベルを鳴らしながら王室や国の一大ニュースを告げる人です。
午後1時30分ちょうどに、タウン・クライヤーによる乾杯の音頭が上がりました。

タウン・クライヤーが"To the Queen！"と言うと、全員同じ言葉を繰り返してグラスを持ち上げます。女王陛下に乾杯！