英国の1年を、時候に沿ってお届けする【英国365日】。
1月は、「英国人の冬のウォーキング」について。
英国バッキンガムシャー州在住で英国政府公認ブルーバッチ観光ガイドの木島・タイヴァース・由美子さんにお話いただきます。
それでは、木島さんの#英国ライフ・コラムをお楽しみください!
クリスマスシーズンにご馳走を食べ過ぎて、そろそろお腹回りが気になり出す1月は、一年の抱負を考える月です。
早速ジムの会員になって「今年こそはジム通いを続けよう!」と誓いを立てる人、ジョギングをするためのランニングウェア一式を揃える人…
また、英国ではクリスマスからお正月にかけて、凍りつくように冷たい海や湖に飛び込むという、ちょっと変わったことをする人がいます。
いくら「変わり者の英国人」と言えども、何もこの寒さの中、冷たい水の中に飛び込まなくても…と思ってしまいます。
なぜそのような変わったことをするのか?それはチャレンジが好きだからという国民性以外に、社会のために何かしたい!というチャリティ精神が理由のこともあります。
昔、知人から「子どもの病院のためのチャリティ・スイミングに挑戦するから、寄付をお願いします!」と言われました。「寒いのにご苦労さま。」と、いつもより少し多めに寄付をしたことを思い出します。
何か思い切ったことをして寄付を募るのは、英国ではよくあることです。