写真:(左)妹のジリアンさん、(右)姉のジェニファーさん
木島:このパーラーはいつ頃オープンしたのですか?またオープンした理由を聞かせてください。
ジリアンさん:2016年にオープンしました。昔からパンケーキで有名なオルニーの町にパンケーキ専門店がないことを残念に思っていたのです。
そんな時、ここでコーヒーショップを経営していたお店が売りに出される、と言うことを父が聞きつけました。その後トントン拍子にパンケーキ・パーラーをオープンする話が決まりました。
木島:それまでのお二人のキャリアは?
ジェニファーさん:私は保育士で、ジリアンはここにあったコーヒーショップで仕事をしていました。
と、お話を伺っているうちにお父様のバリーさんが「こんにちは!」とジョイン。
バリーさんは、オルニーのパンケーキ・レース委員会の委員をされています。
そこで、バリーさんにパンケーキ・レースのことをお聞きしました。
木島:バリーさんご自身のこと、オルニーの町のこと、そしてパンケーキ・レースのことをお話ししてくださいますか?
バリーさん:私はこの町に28年間住んでいます。ですからパンケーキ・レースはいつも楽しみにしています。娘(ジリアンさん)も出場したことがありますよ。
ジリアンさん:6歳くらいの時でした。先頭を切って走っていたのですが、途中でパンケーキを落としてしまいました。
それで、引き返してパンケーキを再びフライパンに戻して走り続けたのです。そして、一等を逃しました。後で知ったのですが、パンケーキを落とした際は、そのまま走り続けても良かったんです。(笑)
木島:パンケーキ・レース委員会の委員は何名いらっしゃるのですか?そしてその仕事とは?報酬は?
バリーさん:委員は12名です。集会は、ここ「パンケーキ・パーラー」で行われます。
私たちの仕事はスポンサーとの話し合いから、大人、子どもの他、色々なカテゴリーのレースの計画、朝食会場となるマーキー(大きなテント)やそこに置く家具のレンタル、レースのための道路の閉鎖、また写真やビデオの撮影…
つまりレースに関するすべてを決め、実行するのが我々レース委員の仕事です。
私たちは報酬はいただきません。全てチャリティです。
木島:イベントからの収益金はどこに行くのでしょう?
バリーさん:教会です。また宝くじなどからの収益金も全てチャリティに行きます。
木島:女性のレースがメインのようですが、その他には?
バリーさん:ユーモアのある市議会議員レースや消防団員、救急隊員のレースもありますよ。