◎1月22日(水)〜1月28日(火)
◎11F コトコトステージ113
軽くて暖かな、カジュアルスタイルにおすすめの石下結城紬を特集にてご紹介いたします。
長い歴史の中で引き継がれ、時代に合わせて工夫を重ね発展してきた伝統の技を、お楽しみください。
【結城紬(ゆうきつむぎ)】
関東平野を流れる鬼怒川流域を中心に、茨城県結城市から栃木県小山市にかけて生産されている織物です。
その歴史は古く、崇神天皇の時代に、多弖命(たてのみこと)が三野(美濃)の国から常陸国久慈郡に移り住み、長機部絁(ながはたべのあしぎぬ)と呼ばれる織物を始めたとされ、これが結城紬の源流といわれています。
【石下結城紬(いしげゆうきつむぎ】
結城紬の最大の特長である真綿の風合いをより多くの方に楽しんでもらうために生まれた、もうひとつの結城紬です。
石下は鬼怒川沿いの現茨城県常総市に位置し、古くから着心地の良い日常の衣服を織ってきた産地です。
すぐそばに本場結城紬の産地があり、その 影響を受けながら、職人の手仕事と機械動力の協業による独自の伝統技術を育んできました。