◎1F
売場ニュース
新緑美しいゴールデンウィーク。
青空広がるお天気となりますように~とレジャーや旅行を予定していると願いますが、雨に濡れた木々若葉の潤う景色も美しいものです。
ビタミンCが豊富に含まれる代表の果物とも言われるキウイフルーツ。
ニュージーランド産のキウイフルーツが最も多く出回るので、輸入のイメージが強いですが、最近は国産の生産量も伸びていて冬~春にかけては福岡県産や和歌山県産、愛媛や香川県産等のキウイフルーツが並びます。
そろそろ国産の季節は終盤、入れ替わるようにニュージーランド産が並びはじめました。
今、国内産のキウイフルーツと共に食べ比べも兼ねてどちらも楽しんでいます♪
酸味が優しくしっかりとした甘さ、果肉もまろやかなゴールドキウイは年代層問わずお好きな方も多いのでは。
グリーンキウイよりビタミンC、ビタミンEが約2倍多く1個食べれば一日成人が必要量ビタミンCが摂れるといわれてるので、美肌を意識されている方にも嬉しい品種。
キウイフルーツは食物繊維や含まれるアクチニジンは消化を助ける酵素なので胃腸のケアにも◎。半分にカットしてスプーンですくうだけで頂ける手軽さはおやつや朝食にもピッタリです。
さて、最近目にするようになった新品種。
20数年かけて開発されたというゼスプリルビーレッド。全体に染まるアントシアニンのルビー色が大変美しいのでカットした時のワクワク感、その断面の色合いは惹きつけられます。
出回る期間は1ケ月程と短いようなので、見かけたら手にとってみては!
酸味好きな私はグリーンキウイのヘイワードも良く頂きます。
特にグリーンスムージーを作った際、自然な酸味があるからこそ全体の味が引締まるように感じています。
また角切りにしたキウイをサラダ野菜と一緒に和え、後はお好みのオイル、塩、こしょうだけで爽やかなサラダも完成。
程よい酸味があるからこそ食べ方の幅が広がります。
またゴールドキウイより皮がしっかりとしているので、皮を活かしたキウイカップが切りやすい点もオススメです。
この緑色の果肉のグリーンキウイ、ヘイワードという品種から香川県で選抜育成された少し細長い形の品種、「香緑」は特に果のグリーンに深みがあり甘さもしっかりと感じられるので来期に見かけたら是非召し上がってみて下さい。
メロンにびわ、続々と初夏の果物も並び始めています。
果物と共に引き続き楽しい連休をお過ごしくださいませ。
<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエプロ百貨店・野菜ソムリエ協会講師、レシピ提案等で活躍中。長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。