『おたすけこびととおべんとう』

作： なかがわ ちひろ

絵：コヨセ・ジュンジ

徳間書店

働く車と小人たちが活躍する大人気シリーズ第７弾

キッチンにはお父さん。どうやら今回はおべんとうを届けてもらうようです。

見開き一体何人いるのでしょう。100人以上は軽くいる小人と働く車。

お弁当をしっかりとトラックの荷台にのせ、ロープでしっかりと固定。

シリーズ初フェリーの登場です！

フェリーに乗ってたんぽぽ島を目指します。

小人たちは働く車の機能を駆使し、お弁当を届けます。

草ぼうぼうの道だってへっちゃらです。

私が働く車の名前がよくわからなくてくやしい。

これは車好きの小さなお友達に教えてもらわなければいけない。

一緒にお子さんと違う絵本や図鑑などを持ってきて調べながら読むのも楽しいだろうなぁ。

言葉はとても短く、文字も大きく読みやすい。

だからと言って赤ちゃん向けというわけは決してなく、幅広く楽しめる絵本です。

大人だって夢中に！

横長で拡げると60センチはある絵本で細かなところもゆっくりと楽しんでほしい一冊。

さぁ、小人たちは誰にも見つからず無事任務を終えることができたのでしょうか。

見返しから裏表紙まであそび心が詰まっています。今回の見返しもいいなー。

お弁当がなんと６０個！どれ食べたい？なんて言ってたらなかなか本編に入れない笑

遠足シーズンでもある5月。

ぜひ手に取ってゆっくりじっくり楽しんでください。

シリーズ絵本の面白さ。今回も大活躍の働く車と小人たち。

知っているの安心感とそうくるかの面白さ。好きを見つけると他の絵本も読みたくなる。

新作が楽しみになる。ぜひお気に入りのシリーズ絵本見つけてください。