◎4F
【内田祐子 ふわはね絵本のお部屋】
『やさいのはな なんのはな?』
宮崎 祥子 構成・文
網野 文絵 写真
岩崎書店
梅雨もあけ夏本番!毎日暑い日が続きますが、夏バテなどされていませんか?
さぁ、今回は岩崎書店からでた新シリーズ
3歳からのかがくのえほん「かがくっす」をご紹介します。
まずは野菜の花の写真が。
そこにリズムの良い言葉が並びます。
「よるの そらから おっこちた
きいろい おほしさまみたい。
やさいのはなだよ、なんのはな?
ほそくて ながい、
みどりいろした やさいだよ」
(p2-3本文引用)
ページをめくると答えの野菜!
そしてこの絵本の面白いなと思うポイントは、どの部分を食べているかが書かれているところ。
そこは実なのか根なのか地下の茎なのか…。はたまたつぼみ?!
〈かがくっす〉は、3、4歳から理解でき、楽しめる科学絵本シリーズ。
身の回りのさまざまな現象にふれ、驚きや疑問を持ち始める子どもたち。
その「なぜ?どうして?」にこたえます。しかも「楽しく!」
子どもたちに芽生えた知的好奇心や感性をだいじに育てながら、つい「くすっ」と笑ってしまうような科学のおもしろさを伝えます。と奥付に。
科学。それは身近なものの不思議や驚きから生まれる知的好奇心をくすぐるものから生まれる学びなのかもしれません。
まずは身近なところから。いつも食べている野菜のお花を知るところから始めませんか。
夏休みの自由研究のヒントになるかもしれませんね。
<プロフィール>絵本のつなぎて ふわはね(内田祐子)
絵本を描く人作る人読む人読んでもらう人を繋ぎたいと関西を中心に活動を続ける。絵本で作る扉や広がる世界を楽しもうと絵本の紹介や絵本がある暮らし、親子の時間が楽しくなる発信をと綴るインスタグラムは子育て中のお母さんや幼児教育に携わる先生方に支持されフォロワーが15,000人を超える。
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