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【内田祐子 ふわはね絵本のお部屋】
『エルマーのぼうけん』は長く読み継がれる児童書として多くの子どもたちに愛されてきました。
9歳の男の子エルマーが、知恵と勇気をもって、どうぶつ島でとらわれているかわいそうなりゅうを助ける物語です。
1948年から3年をかけて『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』の3冊がアメリカで出版。
日本には1963年に渡邉茂男さんの訳で出版されました。
日本語版出版60周年を記念して、昨年東京で、そして3月23日(土)からは明石市立文化博物館で、原画展が開催されます。
その数なんと100点を越す貴重な原画を見ることができます。
その中で私も、関連イベントとして「100人で本を読む!絵本のつなぎてふわはねさんと、ものがたりを読む"ぼうけん"にでかけよう!」と題し100人のみなさんと、『エルマーのぼうけん』を原画展会場で読み合いたいと思っています。
国を越え、長く読み続けられる名作。
タイトルは知っているけど、どんなお話だったかなという方も多いかもしれません。
子どもたちと一緒に今一度ぜひ『エルマーのぼうけん』をぜひ楽しんでください。
そしてぜひ原画をみに明石市立文化博物館へ行きませんか。
その原画の繊細さ、美しさに思わずため息が漏れます。
幼い頃から美術館へ足を運ぶ、本物に絵を楽しむという経験もまた、何ものにも変え難い大切な時間になると思っています。
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