◎4F
新緑の気持ちのいい季節になりました。
目に入る新緑の鮮やかさに目が喜び、ほほをなでる風が心地よい。
そんな季節に私たちに身近な草花と仲良くなれる絵本が出来ました。
『シロツメクサはともだち』ブロンズ新社 鈴木純
それはこんな始まり
いつもの道を歩いていたら、だれかによばれたような気がしてー
こんにちは!(p1-2本文引用)
この絵本の主人公は誰もがみんな知っている道端の白い花。そうシロツメクサ。
でも読んでいくうちに全く知らなかったことに気付かされる。
この本を作ったのは植物観察家であり植物生態写真家の鈴木純さん。
花だと思っていたまんまるの白いものはなんと100個近い小さな花の集合体だったり、種は花の中に入っていたり、茎から根っこが出ていたり、そもそもマメ科だったとは!!
写真と一緒に分かりやすく優しい言葉で絵本は進みます。
江戸時代にオランダからの割れ物の器を輸送する時に、シロツメクサを箱に詰めてクッション材にしたそうで、「白い」花が咲く「詰め草」ということでついた名前がシロツメクサ。
面白い!
知るとより見えてくる。もっと知りたくなる、愛おしくなる。
同じ高さに目線をあわして声をかけてみて。
シロツメクサとともだちになれる絵本できました!
<プロフィール>絵本のつなぎて ふわはね(内田祐子)
絵本を描く人作る人読む人読んでもらう人を繋ぎたいと関西を中心に活動を続ける。絵本で作る扉や広がる世界を楽しもうと絵本の紹介や絵本がある暮らし、親子の時間が楽しくなる発信をと綴るインスタグラムは子育て中のお母さんや幼児教育に携わる先生方に支持されフォロワーが15,000人を超える。
★インスタグラム @fuwahane ←こちらをクリック
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