◎4階 えほん売場
売場ニュース
文: レイチェル・ボーデン
訳: 長友 恵子
出版社: 文化出版局
アドベントカレンダーというものをご存じでしょうか。
一般的には12月1日から24日までをカウントダウンする日めくりのカレンダーで、めくって楽しむものや、数字が書かれた小窓を開けるとお菓子やおもちゃが入っているものなどがあります。
今回ご紹介するのは2020年に文化出版局から出版された『ピーターラビットのクリスマス』という本です。
この本はビアトリクス・ポターが書いたオリジナルのピーターラビットシリーズの物語にインスパイアされて、新しく書かれたピーターラビットの物語。
「25の物語のアドベント」という副題のとおり、12月1日から25日のクリスマスの日まで、1日にひとつ物語が見開き1.5~2ページに書かれています。
そう、お話のアドベントカレンダーなのです。
お話の終わりには指はんこで作るウサギのカードや松ぼっくりのコマドリ、サンタさんへの手紙、ミンスパイやクリスマスの靴下など、クリスマスにちなんだ遊びやレシピが掲載されています。
お子さんとはもちろん、大人の方も1日ひとつの物語を、ピーターラビットとその仲間たちと過ごすのはいかがでしょうか。
お話の中でもちゃんと12月1日から始まり、1日1章ずつ読んでいくと最後の日がクリスマスの日となります。
フルカラーのとても贅沢な一冊です。
贈り物にもおすすめです。
<プロフィール>
絵本のつなぎて ふわはね(内田祐子)
絵本を描く人作る人読む人読んでもらう人を繋ぎたいと関西を中心に活動を続ける。絵本で作る扉や広がる世界を楽しもうと絵本の紹介や絵本がある暮らし、親子の時間が楽しくなる発信をと綴るインスタグラムは子育て中のお母さんや幼児教育に携わる先生方にも支持されています。
★インスタグラム @fuwahane ←こちらをクリック
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