今年は寒さで遅れていたミモザの蕾が、ようやく黄色く色付きはじめました。
三寒四温の春の気候に体調を崩しがちでしたが、春の陽気に誘われて大掃除をし、気分も一新。
ラディッシュ(二十日大根)
ラディッシュは、コロンと可愛らしい姿のミニ大根です。
サラダ用に改良された大根の一種で、約1ケ月程で収穫を迎えます。
周年手に入りますが、春や秋はラディッシュの生育に適していると言われる気温のため、旬と言えるかもしれません。ほろ苦さとカリッとした歯ごたえ、そしてカラフルな色も魅力です。
丸ごとスティックサラダとして使ったり、薄切にしてサラダの彩りにしたり、ピクルスやお漬物、ぬか漬け等漬もオススメです。
また高温のオイルでさっとソテーすると果肉の色が深まり、葉も食べやすくなります。
以前、パティシエの友人宅で出してもらった、有塩バターを添えたラディッシュの組み合わせがとても新鮮でみずみずしさとコクの重なりが美味しく、思い出しては自宅でもおつまみに楽しんでいます。
■サラダ二シソワーズ
今回はラディッシュや、春野菜をたっぷり使った「サラダ・ニシソワーズ(ニース風サラダ)」をご紹介します。
お天気の良い日は、外の空気を感じながら楽しむのもおすすめ!
通常、ドレッシングの量はサラダを食べ終わった後にお皿に残らないのが理想とされますが、今回はドレッシングをたっぷりとかけて、贅沢に味わいます。
ツナの代わりに鯖缶のオリーブ漬けを大きくのせ、ボリュームアップ。
ラディッシュのカリッとした食感がアクセントになり、一皿で満足感のある大好きなサラダです。
仕上げには「食べるレモン」としてマイブームのスイートレモネードを添えました♪
酸味がとてもマイルドでほのかに甘く、ジューシー。
薄切りにすれば皮も頂け爽やかな風味が広がります♪
運よく店頭に並んでいましたらこちらも是非お試し下さい。
【材料(2~3人分)】
ドレッシング
A アンチョビフィレ 2枚 (細かく刻む)
(またはアンチョビペースト 小さじ2)
白ワインビネガー 20ml
EXVオリーブオイル 40ml
にんにく 1/4片 すりおろし (風味付けなのでお好みで)
鯖缶のオリーブオイル漬けのオイル 1缶分
塩、こしょう
サラダの具材
鯖缶(オリーブオイル漬け) 1缶
茹で卵 1-2個 (食べやすい大きさに切る)
新じゃがいも 2-3個
アスパラガス 5本
ラディッシュ 6個 (半分に切る)
フルーツトマト 2個 (4~6等分に切る)
クレソン 適量
レタス(またはチシャ菜)適量
ベビーリーフ 適量
ブラックオリーブ 4から6粒(輪切り)
など
①ドレッシングをつくる。ボールにAを入れよく混ぜる。
更に鯖缶のオイルを加え良く混ぜ合わせ、塩、こしょうで味を調える。
かけるドレッシングを容器に移し、少量はボウルに残しおく。
②新じゃがいもは皮付のまま蒸し、皮をむいて食べやすい大きさに切る。
熱いうちに①のボウルに残したドレッシングで和える。
③アスパラガも蒸し食べやすい大きさに切る。
④ラディッシュの葉は適当な大きさに切り、レタスやリーフ類と合わせておく。
⑤大き目のお皿にリーフ類を盛り、食べやい大きさにした鯖、新じゃがいも、トマト、ラディッシュ、アスパラガス、オリーブ、茹で卵を彩よく盛り付ける。
ドレッシングをかけて頂く。
ミモザの花を愛でながら、ラディッシュの食感や春野菜と鯖のうま味を楽しんで下さい♪
<プロフィール>
伊藤 由香 (いとう ゆか)
野菜ソムリエプロ
百貨店・野菜ソムリエ協会講師、レシピ提案等で活躍中。
長年西洋料理を学んだ後、野菜ソムリエに。
旬の野菜を使った食のセミナーはもちろん、自身の子育て経験を生かしたレシピ提案など、親子でできる野菜・果物の特徴を活かしたメニューを得意とする。
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