Vol.15
2023.05.09
Z世代バイヤーが考える、サステナブルへの想い
- 婦人ファッション営業統括部
- 井上 花
フロアを越えたコラボレーションに挑戦!
今回実現した地下2階『プラットファームマーケット(以下、PFM)*1』とのコラボレーションイベントは、まさにその象徴と言える取組みです。きっかけは、売場で販売を担当している同期の暮松さんとの何気ない会話からでした。暮松さんが生産者様と交流する中で、規格外となり販路が確保できない青果のロスを減らすという課題に向き合っていることを知り、その取組みの背景を同世代に伝えたいと思っていることを聞きました。ならば一緒に、Z世代向けのスペースらしい伝え方で発信したいという気持ちが強くなりました!
*1『プラットファームマーケット』:
食の未来を考える生産者とお客様をつなげる発信地としたフードのセレクトショップ
かわいいモノづくりの背景を知ってほしい!
「ただ野菜やフルーツを並べてもストーリーが伝わらない」「より一層魅力を伝えるためにはどうしたらいいか」と考えをめぐらせ、今回、本物の野菜・フルーツを使った雑貨を制作するクリエイター「mau..(マユ)」さんにお声掛けしました。『PFM』のお取引先農家様の規格外野菜やフルーツを、スマホケースやコースターにアップサイクルしたアイテムを制作していただきました。
形の整った野菜やフルーツを選別して使われた「mau..」さんの既存の作品はどれも本当に可愛いのですが、規格外ならではの野菜や果物の形や色合いが個性的です。穴の空いたオレンジや、色合いにムラのあるイチゴ...、ファッションでいうとダメージ加工やウォッシュ加工のような感じでしょうか...!?とてもお洒落に仕上げていただきました。 Z世代の心をつかむ、ファッショナブルなアイテムをぜひ店頭でご覧ください。 また、物販だけでなく、実際に制作していただけるワークショップも開催するので、お客様には五感で楽しんでいただけるとうれしいです。
みんなにいいことを、私たちらしいやり方でちょっとずつ
学生時代から環境問題や社会問題に触れてきたZ世代ではあるものの、なかなか行動に移すことができていません。「何か未来のためにできることをしたい」と思っている同世代は多いのではないかと思います。”かわいい”や”おしゃれ”と手にしたものが、実はちょっと自然や社会にとっていいことにつながっていると前向きな気持ちにもつながるような気がします。私たちらしいやり方で、これからも環境や社会にとってGoodなアクションのきっかけを発信していきたいです。
EVENT
「LOVE CIRCULATION」
◎5月16日(火)まで
◎3階 『Something Good Studio』